CHANCE UP

パチンコホールの業態

ホール企業の職位と年収

一般的に「高待遇」のイメージがあるパチンコホール企業。転職を希望する時にも非常に重要な部分ですが、個々の企業の情報を見る前に、パチンコホール企業の一般的な職位と年収について知っておくのも悪くはありません。ここでは転職に役立つパチンコホール企業の職位と年収についてまとめます。

目次

「地域差」が少なく安定しているパチンコ業界の年収

かつては「高時給」「高月収」「好待遇」の代表格だったパチンコホールですが、近年は店舗数の減少などにより相対的に人材不足が落ち着いて来ており、一時期に比べると待遇は落ち着いて来ていると言われています。しかし決して低いわけではなく平均からすると「やや良い」のは間違いがありません。

カカクコム社が運営する求人検索エンジン「求人ボックス」によると、2023年のパチンコホール企業の求人データにおける「正社員」の平均年収は約370万円という結果になっています。これは国家資格が必要な士師業と比べると当然ながら低く設定されていますが、同じサービス業内で比べるとおよそ20~30万円ほど高い年収です。

またパチンコホールの年収は他の仕事に比べて「地域差が少ない」ことが特徴で、最も平均値が低い中国地方で351万円、最も高い関西で399万円です。これは最低賃金の格差を受けない正社員採用の値であるのに留意する必要はありますが、地域によって差が大きい仕事の代表格である「タクシー運転手」の正社員年収の地域差が100万円近いのと比べると、「パチンコホール企業の年収は安定している」と言えます。

さらにこの数値はあくまでも採用時の年収の平均値であることに留意が必要です。出来高払いなどのインセンティブ要素が強い販売・あるいは契約業務等の仕事の年収はやや高めに出る傾向がありますがそれらは2年目以降も職能給や役職手当等はつかないので、長く続けるほど相対的に待遇は低くなっていきます。

最も重要なことですが、パチンコホール企業は「職能給」「役職手当」が高額に設定されていることが多く、一年目の求人のみで他業種の待遇と比べるのは早計であると言えます。

パチンコホール企業の役職・職位について

では役職手当や職能給が付く職位にはどのようなものがあるのでしょうか。一般的なパチンコホール企業(チェーン店の場合)の職位は概ね以下のようになっています。

【リーダー・主任・班長・フロア長など】

まず最初に昇格するのが法人によって「リーダー」あるいは「主任」また「班長」「フロア長」などと呼ばれる職位です。文字通りホールスタッフに指示を出したりシフトの調整、タスク管理などを行う、パチンコホール内での最初の責任者です。店舗の規模によってはフロアごと、あるいはパチンココーナー・パチスロコーナーごとにリーダーを置く場合や、リーダーの直下にサブリーダーやアシスタントを置く場合もあります。概ね3~5万円程度の役職手当が付くことが多いのですが、具体的な金額は各法人によって違います。

【店長】

店全体の舵取りを行うのが「店長」です。サブとして副店長を置く店もありますが、前項の役職のなかで特に「主任」が店長不在時の責任者となる場合もあります。バックオフィス業務がメインの作業となり、フロア(現場)に出る頻度は減りますが、その分勤務時間が長くなる傾向があります。ホールの法人によってピンキリですが多くは10~20万程度の役職手当がつき、この職位から給与が目に見えて上がります。また手当は店舗規模によっても大きく左右され、稀な例ですが大手の旗艦店ともなると3桁の役職手当が付くこともあるようです。また接待費などの「経費」が使えるようになる場合もあります。

【エリア長・エリアマネージャー】

複数の店舗を取り仕切る、店長のまとめ役です。チェーン全体のハンドリングのための勉強期間の意味合いもあり、幹部候補色が強くなります。法人によっては自店舗で店長の役割をこなしながらエリア長を兼務する場合もありますし、ここから本部勤務となることもあります。またここから年棒制に切り替わるなど、雇用形態自体が切り替わる例もあります。具体的な金額は法人により違いますが、大手であれば年収1000万円を越える例もあります。

以上が一般的なホール法人の職責になります。これより先は部長クラスの幹部となり、店舗ではなく法人の経営そのものに深く関わるようになっていきます。そのレベルになると年収は一概に幾らとは言えず、会社への貢献度により大きく変わります。

パチンコホールで「出世」するためには

パチンコホール企業に転職した場合の出世についてですが、例えば昇進の時期は完全に実力主義の世界になります。経験者であれば入社の翌年にリーダーになる例もありますし、3年程度で店長になったというスピード出世も現実的にあるでしょう。実際にあった例ではパチンコ店未経験の30代の男性がバイトで入社し、翌年には主任として社員登用されたという話もあります。ホール法人によって求める人材や既に働いている先輩たちの能力に差があるので、一概にいつ出世する……というのは言い難い部分はありますが、本人の努力、そして仕事に向き合う姿勢さえしっかりしていれば、誰でも「リーダー」や「主任」クラスまでは現実的に目指していけます。

「店長」クラスになると多少時間がかかるのは間違いありませんが、その業務をこなすために必要な自己研鑽をする機会は必ず用意されているので、ただ漫然と日常業務をこなすだけではなく、出世のための努力を惜しまないようにしましょう。何事も最初が肝心です。転職したからといって油断せず、上を目指して猛進しましょう。

特殊な部署、ホール関連の他企業もある

ここまではあくまでパチンコホールに転職する上で最も分かりやすい「ホール」にフォーカスして解説しましたが、当然転職先の候補はそれだけではありません。例えばもし法律や行政手続き関連のスキルをお持ちの方は本部の「法務部」での求人を探すのも良いですし、また不動産開発関連のスキルをお持ちの方は同じ「営業部」でもホール運営ではなく、新店舗の開発業務としての採用もあるでしょう。これらは本部採用となるのでホール一年目の年収の目安は全く参考になりません。

また近年はパチンコホール企業も多角経営をしている場合も多く、例えば別会社で「ホテル」や「ゲームセンター」「飲食店」「ゴルフ場」等を運営している企業は数多くあります。本人の希望により同じグループ企業への出向が可能な法人もあり、大手のなかにはキャリア形成のため、それを推奨している企業もあります。

パチンコが好きだからパチンコホールで働きたい! というのは当然のことですが、実際に働いてみて興味が他に移ることもあります。それを念頭に、グループ企業を多く持つホール法人を中心に探すのも、もしかしたら良いのかもしれませんね。

以上、パチンコホールの業態のなかでも、今回は特にホール企業の職位と年収について確認しました。ホール法人・企業に転職したい方は是非参考にされてください。計画的な転職活動を行って、キャリア形成につとめましょう!

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