CHANCE UP

パチンコホールの業態

ホールの職種 vol.1(接客・清掃・機械管理などの現場編)

目次

パチンコホールへの転職を考えたとき、一番気になるのは実際の業務内容だと思います。パチンコやパチスロで遊んだ事があるかたは何となくホールスタッフの業務内容を把握しているかもしれませんが、ここで一度、ホールのお仕事がどのようなものかをまとめてみましょう。今回は接客などを含むホールの現場でのお仕事編です。

フロア・カウンター・バックヤードの意味

パチンコホールで、特にパチンコ機やパチスロ機が置いてあり実際にお客様が遊技されるスペースのことを「フロア」と呼びます。パチンコホールには他にも交換業務を行う「カウンター」、裏方の作業を行う「バックヤード(事務所)」があり、それぞれ担当業務が違います。

【フロア】

パチンコ・パチスロ機の設置スペースであり、お客様が実際に遊技されるスペースのことです。またパチンコホールを法律用語で「遊技場(ゆうぎじょう)」と呼ますが、このフロアこそが遊技場そのものを指します。パチンコホールに転職した場合、何は無くともまずはここからキャリアスタート!

【カウンター】

一般に「景品カウンター」と呼ばれる場所のこと。遊技の結果お客様が得られた遊技球や遊技メダルを景品(法律上は賞品と呼びます)と交換する「交換業務」が主な業務内容ですが、他にも「会員カード作成」や「問い合わせ対応」なども行う「ホールの顔」の役割を果たす重要な場所です。フロアスタッフが兼任するホールもありますが、企業によってはカウンター専門のスタッフを募集する例もあります。

【バックヤード】

広い意味では「休憩室」「更衣室」「倉庫」「スタッフ専用のトイレ」なども含めてこう呼ぶ場合もありますが、パチンコ業界においては主に「事務所」を指します。お客様に直接関わることがない「経理」「人事」「労務」「来客対応」はもちろん、パチンコ業界独特の業務内容として所轄警察へ提出する必要書類の作成なども行われます。業務内容の性質上、ここを担当するのは店長や主任クラスのある程度キャリアを積んだスタッフです。

上記3つの部門以外にもパチンコ店内には「カフェブース(カフェワゴン・コーヒーワゴン)」もあります。これは持ち玉でコーヒーなどの飲み物を頼むことができる専門のサービスですが、この部門においては専任のスタッフが募集される多く、ホールスタッフとは別枠での業務内容になります。

具体的なフロアの業務内容

それでは上記3つの部門なかから、特に重要な「フロア」に焦点を当てて、実際にはどのような業務内容があるのかを確認していきましょう。フロアで日常的に行われる業務は以下になります。

  • 接客業務
  • クリンネス(清掃)業務
  • 機械管理業務
  • 防犯関連業務
  • 機械入れ替え業務
  • 入場整理
  • 閉店作業 etc…

場合によっては「ファン感謝祭」関連の抽選業務などイレギュラーな業務もありますが、日常の業務内容としてはおおむねこのようなものがあります。ただし店舗の規模によってはそれぞれ専任のスタッフを別に雇用する例もあり、この中だと「クリンネス(清掃)」のなかの、特に「トイレ清掃」あるいは「開店前清掃」に関しては専門業社がホールと雇用者側の間に入る場合があります。

またホールの作業のなかで特に肉体労働のイメージが強い「機械入れ替え業務」に関しても近年は専門の業社が代行するが多く、特に大型店のリニューアルオープン時のように大量の入れ替えが発生するときなどは、ホールスタッフは「立会い」や「補助」の業務内容にとどまる場合があります。

また「防犯業務」に関しても遊技場外、特に駐車場警備などは専門スタッフが立てられる場合があります。これはパチンコ業界が長年取り組む「放置児童ゼロ」を目指した活動ともリンクする話で、大型の郊外店などはその傾向が強くなります。ただし、遊技場内の防犯(不正遊技やハウスルール違反)は日常業務であり、ここは専門のスタッフというのは存在せず、ホールに関わるすべてのスタッフが全員で行う事になります。

社員採用でもフロア経験は必要?

パチンコホールへの転職を考える場合、最終的には「店長」あるいは「本部のお仕事」を狙うことになるのでバックヤード業務を希望する方が多いのですが、その場合でも「フロア」および「カウンター」の業務内容を必ず経験する必要があります。ダイナムやマルハンなどの大手チェーン店で社員として採用された場合でもご多分に漏れず、まずはフロア業務で現場を知るところからキャリアスタートとなります

ただし、すでにパチンコホールでの業務を経験し、ある程度キャリアを積んだ状態の人材が同業界内で転職する場合は別です。個別の契約内容にも依りますが、稀に「本部採用」の人材募集がかかる例があり、その際は店舗業務ではなく本部からのキャリアスタートとなります。マス向けの広報や店舗開発、エリア単位のマネジメントや事業統括など、特別な経験やスキルを持った人材がこの例に当てはまります。ホール単体ではなく、企業(本部)側の業務内容は次回改めて解説します。

パチンコホールの「フロア業務」は楽しい

パチンコは法的も歴史的にもかなり独特な業界です。パチンコホールへの転職を考える未経験の方からすると業務内容が正体不明に感じられる部分もあると思いますが、実際にフロアに出てみて「意外にも楽しかった」という感想を持つ方が沢山います。

また実際にパチンコホールで働く店長クラスの人々に話を聞くと「フロアに出ている時が一番楽しい」という声を耳にするのも珍しくなく、しかも企業のなかで上のレイヤーになればなるほどその声は大きくなる傾向があります。

これはパチンコホールを運営する企業で働くひとがほぼ全員フロア業務内容の経験者である事、そしてその時に成功して「楽しく働いた人」が上のレイヤーに立っているという事の証左でもあります。

パチンコホールは「装置産業」ですが、一方で常連のお客様をはじめとした「人と人とのコミュニケーション」が密に発生する「接客業」の側面も強くあります。接客の主役はパチンコ・パチスロ台なのだから、人間はそれを補佐すればよい、という考え方も無くはないにせよ、結局のところ他の業界と同じく、「コミュニケーション能力」がキャリアアップに強く影響するのは変わらないようです。

人と関わるのが好き、あるいは明るく楽しい職場が好きだという方は実はパチンコホールでのお仕事に向いているので、上記の業務内容を改めて確認してみてください。「やれそうだな」と思ったら転職を本気で考えてみても良いかも知れません。楽しみながら仕事をして、スムーズなキャリアアップを目指しましょう。

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