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パチンコまめ知識

頭取りって何?ルールはある?

ホールで遊んでいるとたまに「違うホールの制服を着た人」が何やら作業していることがあります。あれは一体どういう業務なのでしょうか。また、パチンコホールに転職した場合、あれはみんながやる作業なのでしょうか。今回は「頭取り」という独特な作業について調べてみましょう、

目次

ホールによっては大切な業務のひとつ!「頭取り」

法人やホールによっても違いますが、特に都市部の激戦区にあるホールにおいては「頭取り」は大切な業務である場合があります。「頭取り(あたまとり)」は近隣のライバル店舗の視察を行う業務を指し、主に「客数」「稼働機種」「その他の店内状況」などをリサーチする、いわば「スパイ活動」のような業務です。

これはパチンコホールに限った話ではなく、似たような活動・業務はどの業界にも当たり前に存在します。他業界ではまた別の言い方になるのかもしれませんが、あくまでもパチンコ業界ではそれを「頭取り」という呼んでいます。

【頭取りでのチェック項目(例)】

・特定の人気機種の稼働(着席)人数
・フロア全体のなかでの人気機種
・遊技客の属性(性別・年代)
・店内掲示物等、店舗状況のチェック

チェックの対象となる店と自店舗の関係性によって「知りたい情報」は変わってくるので一概に「頭取りのセオリー」を述べる事はできませんが、概ね上に挙げたものがチェック対象になることが多くあります。

ちょっと意外な頭取りの目的について

「頭取り」にルールはあるのでしょうか。

それに関してはまず頭取りの目的と意義について考えなければなりません。頭取りで得た情報は多くの場合、他店と自店の差別化に使われます。それは機種構成の差別化であったり、力を入れる機種の差別化であったり、また力を入れる日の差別化であったり。

商圏が被っている以上、都市部の店ではお客さまを複数の店で取り合う事になります。そのような状況下において他店と差別化が図れていない、同じような機種構成・同じような設定配分で、さらに特日(ホールが力を入れる日)も同じ店があったら客さんが分散してしまい、結果的に共倒れになってしまいます。

それを防ぐため、激戦区のホールは「頭取り」を積極的におこない、他店と差別化を測りながらそれぞれ魅力的なホールを作ることで地域全体として遊技客を呼び寄せようとしているのです。

このように、他店からの頭取りスタッフの受け入れは自店舗にとっても益があることなので頭取りを「拒否する」という店はほぼなく、今でもよく行われている業務のひとつになっています。

【頭取りの意味・目的・意義】

・他店の情報をもとに、それぞれのホールが差別化を図る
・同一商圏内に特色があるお店がならぶ
・その地域全体に遊技客が沢山くるようになる

頭取りのルールと「制服」のお話

頭取りに統一のルールはありませんが、よくみるルールのひとつに「制服(ジャンパー等)を着て行うこと」というのが挙げられます。これは「他店スタッフであること」を明示するために行われています。不審な動きとしては自店舗のスタッフの防犯網にかからないようにするため、そして自店舗のスタッフと間違えたお客様が声をかけることがないようにするために、そうしています。

とはいえ店の制服やジャンパーのデザインを遊技するお客様は知らないので、頭取りに着た他店のスタッフに問い合わせ等で声をかけるお客さまは一定数おり、また頭取りをやっている方のなかには、他店で他店のお客様に声をかけられた経験がある方も多いでしょう。

「他店で他店のお客さまに声をかけられたので、そのまま機械の遊技説明をした」なんて話もありますし、笑い話として「そしてそのまま自店まで連れて行った」というオチもよく聞く話です。

現場のスタッフは「頭取り」が大好き?

ホールに転職すると実際にこの「頭取り」を行う日が来るかもしれません。他店で一人だけ違う制服をきて作業するのはイヤだなぁとおもうかもしれませんが、意外にも現場のスタッフはこの「頭取り」が大好きです。

理由はあまり褒められたものではありませんが、つまり「休憩時間のようなものだから」だそうです。

自分を監督する立場であるリーダーや主任等の目も、当然ですが店外までは届きません。従って他店まで行く道中や作業中・また復路については完全に自由であり、いわば休憩時間に近い。あまり褒められた話ではありませんが、中には「みちすがら喫煙所に寄って帰る」までがワンセットになっているスタッフなどもいるそうで、そう考えると現場が「頭取り」が大好きな理由も分かります。

以上がパチンコホールに転職する際に誰もが経験するかもしれない「頭取り」ついての豆知識でした。スパイ活動みたいでちょっと面白い業務ですし人気があるのも頷ける話です。実際にはこれは「行っていない店舗」も沢山ありますし、全ての店で当たり前に行われる業務ではありません。が、もし転職後にやることになったら、このコラムを思い出してください。

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