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パチンコまめ知識

パチンコとパチスロって違うもの?

パチンコホールにはハンドルを握って遊ぶ「パチンコ」と、ストップボタンとレバーで操作する「パチスロ」があります。やったことがない人にとっては両者の違いはよくわからないかもしれませんが、これは同じホールにあるとはいえ、じつは法的にも実は全くの別物です。ここでは転職先にパチンコホールを選ぶ方への豆知識として「パチンコ」と「パチスロ」の違いについて解説します。

目次

「ぱちんこ」と「パチンコ」は実は違う言葉!?

実は法令用語では「ぱちんこ」と「パチンコ」は微妙に違う意味になります。もちろんみなさんが想像する、ハンドルで玉を飛ばして遊ぶあの遊技機を意味するのは間違ってませんが、言葉が意味する範囲が少々変わってくるんですね。

まず、我々が思う「パチンコ」は正式には「パチンコ遊技機」と言います。この場合の「正式」というのは法律の条文のなかで使われている単語を指し、またそれにならって行政書類などでも使われる言葉です。パチンコ関連の仕事をする場合、行政や警察とのやり取りは日常的に発生しますし、そしてその際にはこういった「法令」「行政」用語というのは自分自身も使いこなす必要があります。

次にいわゆる「パチスロ」ですが、これは正式には「回胴式遊技機(かいどうしきゆうぎき)」と呼びます。回胴というのはリールが回る様子を表しており、「リールが物理的に回る遊技機」ということでパチスロを意味してるんですね。

そして法令では「パチンコ遊技機」と「回胴式遊技機」をあわせて「ぱちんこ」とひらがなで表記しており、それに習って行政書類等でも両者をあわせて「ぱちんこ」と表記します。

余談ですが、法令・行政用語ではパチンコホールを「遊技場」、球・メダルを「遊技球」「遊技メダル」といいます。ちなみにこの「遊技」というのも「技を使った遊び」を意味しており決して「遊戯」ではないので間違えないようにしましょう。

同じ「ぱちんこ」でも大きく違う「パチンコ」「パチスロ」!

「ぱちんこ」と一括りにされるパチンコとパチスロですが、実際には両者は全くといっていいほど違うものです。これは実際に遊技を体験したことがある方にしか理解しづらい事かもしれませんが、両者は遊技の根底をささえる基本的なルールから全く違い、当然メインの客層やファン層にも違いがあります。

【パチンコ】
・遊技球を使う
・ハンドルを握ってプレイする
・抽選タイミングはヘソに入賞した時
・機械割の調整は基本的には出来ない

【パチスロ】
・遊技メダルを使う(メダル機のみ)
・レバーとストップボタンでプレイする
・抽選タイミングはレバーを叩いた瞬間
・機械割の調整は「設定」で行うことができる

両者の違いは多岐にわたりますが、根底の部分の違いはここになります。遊技球・遊技メダルの違いは「スマート遊技機」の登場により(プレイヤーが触れることが出来る範囲では)相対的に減っていますがそれでも「遊技球が物理的にヘソに飛び込んだ瞬間に抽選が行われる」という大前提の仕組みは変わっていません。パチスロにおいてはこの部分を「レバーのタイミング」で実装しており、両者ともその瞬間に「当たり」「ハズレ」などが抽選される事になります。

「機械割(売上に対する賞品の払い出し量)」の調整についても両者には大きな違いがあります。パチスロの場合は「設定」という機能でソフトウェア的に調整が可能になっており、お店の経営計画に沿った運用が比較的かんたんに行えます。が、一方でパチンコの場合はこのような設定機能が(一応仕組みとしてはあるとはいえ)使われておらず、ホールにある台は同じ機種であれば全て同一の機械割で運営されています。古くは「釘師」という人がいて「ヘソに飛び込む球の数を調整する」という方向で機械割に変化をつけていましたが、現在では出荷されたあとの釘をメンテナンス目的以外で叩くのは「未承認変更」という非常に大きな罰則つきの違反となります。

ファン層の違いと「スロ専」の存在!

パチンコとパチスロは遊技の仕組みが違うため、自ずとファンの属性にも差があります。パチンコはライトユーザーから年配層まで幅広い層に楽しまれている一方、パチスロは若い世代からの支持が高い傾向があります。ただしこれは機種ごとにも違いがあり、「ジャグラー」のような年配層にも長く愛されている機種ももちろんあります。

基本的にホールは「パチンコ」と「パチスロ」をそれぞれの特性にあった使い方をしつつ両方使いこなしていますが、中にはどちらか一方しか置いていない「専門店」も存在します。パチンコ専門の店は同一敷地に「パチンコ」と「パチスロ」専門の建物を分けて営業しているホールにたまにみられますが数としてはごく少数です。しかし「パチスロ専門店」いわゆる「スロ専」は都市部を中心に普通に見られ、時代にもよりますが2003年頃には大ヒットしたパチスロ機「北斗の拳」のみを扱う「北斗専門店」なるものまで誕生したことがあります。

パチ専はほぼないのにスロ専はなぜ沢山あるのか。

これは「シマ設備」の用意が必要か不要か、あるいはその手間と費用の違いが多分に影響しています。パチンコはたった1シマ(設置台の並びのこと)を用意するだけでも莫大な費用がかかる工事が必要なのですが、パチスロはそれに比べればそうでもありません。したがって勢いのあるホールが店舗数を増やす際、手軽なのは圧倒的に「スロ専」だったのです。

しかしこれもスマート遊技機の台頭により今後は差がなくなっていく考えられています。要はパチンコもパチスロも「シマ設備の工事が不要」という意味では同一条件となるため、もしかしたら今後「パチ専」の数が増えてくるのではないかとも言われています。

お客さんを手伝ちゃ駄目?「目押し禁止」に注意して働こう!

パチンコとパチスロの違いの一つに「技術介入」という要素もあります。これはパチスロが「リールを(狙った所に)止める」というのが必要になることに端を発しており、パチスロの面白さを支える要素のひとつでもある一方で「難しそう」と腰が引ける人がいる理由にもなっています。

実際、パチンコに比べるとパチスロは覚える事も多く、やらないと勝率が下がってしまう技術介入などもあるためなる程度馴れるまでに時間がかかる遊技ではあります。特に「ボーナス図柄を揃える(目押しする)」というのは初心者にとってはハードルが高く見えるのも事実で、これが怖いからパチスロをやらない、という方ももちろんおられます。

一昔前はこういった場合、店舗のスタッフに依頼すれば代理で図柄を目押ししてくれていました。が、近年は「スタッフがお客様の遊技に影響を与える」ことが禁止になっており、もし手伝ってしまうと店側に何らかのペナルティが発生する可能性があります。したがってスタッフとしては非常に心苦しいですが、お客様からのそのようなご依頼に対しては、丁寧にお断りする必要があります。

目押しの腕に覚えがある人はホールで働き始めた際、うっかり目押しを手伝ってしまいそうになるかもしれませんが、それは禁止されているという事は覚えておきましょう。もちろん、パチンコの代打ち(代わりにハンドルを握る行為)も禁止されています!

以上、実際に自分で遊ばないとパチンコとパチスロの違いは分かりづらいものですが、根底にある「遊技である」というルールは代わりません。また転職先にパチンコホールを選ぶ場合も「経験者であること」が必ずしも条件とはなっていない法人が多く、さらに入社後自分で遊技することを強要されることもありません。ただ、業務上の知識として「パチンコ」「パチスロ」がどんなものか、違いは何かを知っておくのは、キャリアアップのためにも有効だと思います。転職を本機でお考えの方は、まずは休みの日に近所のホールに観察にいくのもいいかもしれませんね。

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