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パチンコまめ知識

特許に関する求人が一杯あるのはなぜ?

「チャンスアップ」で転職先の候補を探していると、知財の管理や特許取得などの部署の求人を見かけます。なぜパチンコ・パチスロメーカーの仕事にはそのような仕事が多いのでしょうか。ここではパチンコ・パチスロメーカーと「特許」「知財」の関係を述べます。

目次

パチンコ・パチスロと「知財」の関係性

パチンコやパチスロにおいてはオリジナルの作品を作ってそれが大ヒットすることもありますし、またアニメや漫画の版権を取得し、それを元にしたパチンコ機を開発するケースもあります。どちらも知的財産権の管理や契約業務が非常に重要となります。パチンコやパチスロメーカーにおける「知財」関連の仕事は以下の通りです。

  1. オリジナル機種の場合: パチスロ機を開発した場合、その権利を守るためには、特許や著作権、商標などの法的な保護が必要です。他社による権利侵害や違法コピーの防止、訴訟などに対処するための体制が整えられる必要があります。このためほぼ全てのメーカーには知財管理を専門に行う部署があり、法的な実務を担っています。
  2. 原作付きの版権を使用させてもらう場合: オリジナル以外にも、既に人気になっているアニメや漫画の人気キャラクターやストーリーを活用して新しい機種を開発する事があります。購入ホールも何もしらない機種を買うより、原作で既に実績を出している版権モノのほうが買いやすいということもありますし、また誰もが知る版権を扱うことでメーカーそのものの知名度・人気も上がります。実際に「新世紀エヴァンゲリオン」「ルパン三世」「北斗の拳」などは、それぞれを扱うメーカーの代表作として認知されており、ブランド力の担保に一役も二役も買っています。
  3. どちらも作り続けるのが大事!: オリジナル作品は別として、原作付きのものは基本的に版権使用許諾の契約期間内は他社が同じ版権を利用してパチンコ機を開発することはできないため、一度人気になったパチンコやパチスロは可能な限り長期に渡ってシリーズ化するのが鉄則です。このため権利保持者と末永く付き合っていくための関係値づくりも大切なお仕事。何かトラブルが合った場合は迅速に解決する必要があります。オリジナル版権の場合は自社の版権をあからさまに真似たものや権利を侵害しているものなどについては迅速に対応する必要があり、これらも重要な仕事です。

技術的な意味での「特許」もかなり大切!

パチンコ、パチスロを一つ作るにしても、そこには驚くべき量の特許が使われています。図柄や演出はもちろん、例えばギミックの駆動に関するものやリールなどの回転方法、ウェイトのかけかた、レバーの形やボタンのサイズに関してまでパチンコやパチスロにまつわるものはほぼ全て特許になっており、これをしてパチンコやパチスロを「機密の塊」と表現することもあります。

なのでメーカーは毎年信じられない位の数の特許を取っており、これを出願したり管理したり、あるいは不備があった際にその対応をするための人材が必要なのです。パチンコ・パチスロ関連で特許関連のスタッフ募集が多いのはその影響です。

未経験でも大丈夫?意外と狙い目な部署!

特許などを扱う仕事というのは専門知識が必要で素人お断りな印象がありますが実際はそうでもありません。前述のようにパチンコ・パチスロメーカーは特許などの知財を扱うことがかなり多く、ノウハウもそれにともない相応に蓄積しています。なので未経験でも就職・転職先として応募を受け付けてもえることもありますし、もしそのような部署に行くことができれば「知財を扱う」スキルをゲットできるということでもあるので、その後の人生において可能性がかなり広がる事になります。

どうせ働くなら未来の自分にとってプラスになるほうが絶対に良いので、パチンコ・パチスロ業界でのお仕事を探されている方は、知財関連の部署について調べてみてもいいかもしれません。

パテントプールについて知っておくのも大事です!

パチンコ、パチスロ機は特許の塊で、何を作るにしても必ず基礎研究を元にした特許が絡んできます。このような状況では新台の開発もままならないため、この業界では古くから業界団体を経由した「パテントプール」の考え方が発達しています。

要は同じ団体・組合の会員であれば互いの特許を使い合うことができるというもので、これがあるからこそパチンコ・パチスロはどのメーカーから出たものでも、最低限「ハンドルが右についている」「告知ランプが光ったら当たり」などの基本的な部分が共有されわかりやすくなっています。もしこれがなく全メーカーが全てイチから新しいものを開発してパチンコ・パチスロを作らないといけないとするなら、おそらくはメーカーの参入障壁はいまよりも遥かに高く、ここまでパチンコやパチスロというものが広く遊ばれるものにはなっていなかったと思われます。

つまり! この業界においては「知財」を扱う部署というのはみなさんが考えるより、はるかにずっと大切な、ある意味では「花形部署」なのです!

ここでは転職先として以外にも非常に魅力的な知財・特許関連部署について解説しました。未経験だとついつい自分には関係がないと切り捨てそうになる部署ですが、実際はキャリアップの意味でも非常に魅力的な仕事なので、転職先をお探しの方はぜひ一度チェックしてみてください!

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