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ブドウとはパチンコでどういう意味? ぶどう状態になったパチンコ機はどうすべきか
最終更新日:パチンコ遊技における「ブドウ」とは何を指し、その発生時にどのように対処するべきかについて解説します。「ブドウ」はパチンコ特有の現象であり、適切な対応を取らないと、トラブルの原因となるだけでなく、店側からの注意を受ける可能性もあります。この記事では、「ブドウ状態」の仕組みや影響、最善の対処法について詳しくご説明します。
目次
パチンコのブドウって何?
「ブドウ」とは、パチンコ台の盤面において、玉が釘や役物に引っかかり、複数の玉が絡み合って停滞する状態を指します。この様子がまるで果物の房のように見えることから「ブドウ」と呼ばれています。一般的には以下のような要因で発生します。
釘の構成:特定の釘配置や役物の形状によって、玉が引っかかりやすくなる。
盤面の汚れ:長期間清掃されていない盤面では、玉の滑りが悪くなり、引っかかりやすくなる。
遊技中の偶然:特定の打ち出し角度や速度で玉が流れることで起こる。
ブドウは機種によって発生頻度が異なります。頻繁に発生する台もあれば、ほとんど見られない台もあります。
パチンコでブドウ状態になるとどうなるの?
ブドウ状態が発生すると、遊技にさまざまな影響が出ます。具体的には以下のようなケースがあります。
プラスの影響
ブドウの位置が適切であれば、玉の流れが変化し、回転数が上がることがあります。例えば、ヘソ(スタートチャッカー)の右側でブドウが発生し、こぼし部分が塞がれると、通常よりも効率よく玉がスタートチャッカーに入るようになります。この場合、プレイヤーにとって利益が増える可能性があります。
マイナスの影響
一方で、ブドウが台内の玉の流路を塞いでしまうと、逆に玉が流れにくくなり、無駄玉が増えて損失につながります。また、積み上がった玉が落下して遊技が停止する場合もあります。
パチンコのぶどう状態はバレるのか?
現在、多くのパチンコ店ではホールコンピューターが導入されており、通常とは異なる大量出玉や異常動作が検知されるとスタッフに通知されます。ブドウ状態が原因で玉の動きが不自然になると、すぐにスタッフが気づきます。
さらに、ゴト(不正行為)対策として、振動センサーを搭載した台も増えてきています。台を叩いたり揺らしたりすると、センサーが反応して警報が鳴ることがあります。このため、ブドウ状態に対して勝手に手を加える行為は控えるべきです。
パチンコでブドウができた時はどうすべき?
ブドウが発生した場合、以下の手順で対処することをおすすめします。
遊技を一時停止:無駄玉を打ち続けることを防ぐために、まずは打ち出しを止めます。
店員を呼ぶ:呼び出しボタンを押してスタッフに状況を説明します。ほとんどの店舗では、台を開けて玉を取り除いてくれる対応をしてくれます。
店員の対応を待つ:店舗によっては、ブドウ解除後に数玉をスタートチャッカーに入れてくれることがあります。これにより、損失をある程度カバーできる場合があります。
注意点
自力でブドウを崩す行為は避けましょう。台を叩いたり揺らしたりすることは、不正行為とみなされるリスクがあり、店舗から注意を受ける可能性があります。
パチンコ遊技中に発生する「ブドウ」は、一見すると珍しい現象ですが、適切な対処が必要です。自己判断で処理せず、店員に報告することで問題を速やかに解消できます。特に、転職を考えるパチンコ業界関係者にとっては、このようなトラブルの対処法を理解することが顧客対応力の向上にもつながるでしょう。